2026年度夏季集中講義を行いました

2026年8月24日から28日にかけての5日間、慶應義塾大学から岩田美喜先生をお招きし、集中講義「キャリル・チャーチルを読む」をご担当いただきました。

今回の講義では、現代イギリス劇作家を代表する女性劇作家キャリル・チャーチルの主要な作品を複数取り上げていただきました。チャーチルはラジオドラマの脚本執筆からキャリアを出発し、ジェンダーやセクシュアリティに関するテーマ、さらにはルーマニア革命やクローン技術、ガザ紛争など当時の社会問題を扱ったテーマへと、作風を変化させてきた劇作家です。今回は、その初期作品から近年の作品まで、丁寧に解説していただきました。岩田先生は、チャーチルに関する先駆的な研究書である『キャリル・チャーチル─前衛であり続ける強さと柔軟さ』(三修社)を執筆されています。日本ではチャーチルに関する書籍自体が珍しく、その執筆者ご本人から直接講義をしていただけたことは、非常に貴重な機会となりました。また、チャーチルが扱ったテーマと関連性のある『リタの教育』や『ビリー・エリオット』も取り上げていただき、イギリスの歴史や文化についても理解を深めることができました。

最終日には、英米文学研究室にて岩田先生を囲み、ランチ会を行いました。

岩田先生、ありがとうございました。