片渕悦久教授

P1120097 (2) Profile:

1965年生。1995年・大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。修士(文学)(大阪大学、1991年)。博士(文学)(大阪大学、2007年)。北陸大学講師、同志社女子大学講師、助教授、大阪大学准教授を経て、2013年4月より現職。

Research Interests:

アメリカ文学の中でもとくにユダヤ系小説を研究しています。とくにソール・ベローを中心に、20世紀はじめの移民作家エイブラハム・カーハンから現代作家のマイケル・シェイボンまでを、「物語意識」をキーワードとして系譜的観点から考察をつづけています。その他、「物語」そのものへの関心から、文学研究を超えたメディア横断的な物語生成のダイナミックスを探究し、新たな物語研究のありかたを模索しながら、アダプテーション(翻案)研究の可能性へと研究の視野を広げつつあります。(物語研究ネットワーク:http://www.let.osaka-u.ac.jp/~narrative/index.html

Message:

私がこれまでユダヤ系アメリカ文学を専門に研究してきたのは、そのストーリーテリングの豊かさに魅了されたからです。主要な作品から、出版したての最新小説までを精読しながら、多彩で濃密で赤裸々な語りを繰り出してくるユダヤ文学の伝統がアメリカ大陸で驚異的な進化をとげるその過程を、いっしょにたどってみませんか。また、教室外ではアダプテーション研究の名のもと、〈物語〉生成とメディア文化の濃密な関係について研究を深めています。これについても授業内容に還元していくつもりです。

Books & Articles:

『アメリカン・スタディーズ入門』 萌書房 (共編著、2003)

『病いと身体の英米文学一阪大英文学会叢書1』 英宝社 (共著、2004)

『越境・周縁・ディアスポラ』 南雲堂フェニックス (共著、2005)

『ソール・ベローの物語意識』 晃洋書房 (2007)

『改訂増補版 新世紀アメリカ文学史』 英宝社 (共編著、2007)

『「依存」する英米文学一阪大英文学会叢書5』 英宝社 (共著、2008)

ラーラ・ヴァプニャール 『うちにユダヤ人がいます』 朝日出版社 (翻訳、2008)

『ユダヤ系文学の歴史と現在』 大阪教育図書 (共著、2009)

リンダ・ハッチオン 『アダプテーションの理論』 晃洋書房 (共訳、2012)

Office Hour:

Tuesday, 2:40 – 4:10 pm, 文学部本館4F, Room 423

Email:

nobuhisa[at]let.osaka-u.ac.jp

Courses:

アメリカ文学を読む

アメリカ文学史

物語更新論入門

ユダヤ系アメリカ小説研究――Jonathan Safran Foer, Here I Am: A Novelを読む

(詳しくはLink内シラバスを参照)

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